こんばんは。
梅雨入りで間近ですね。
これから数ヶ月は元気な雑草とのイタチごっこ。草刈り仕事が始まります。
相変わらず、4時過ぎには目が覚めてしまう毎日。
今日は日曜日。お仕事も空っぽ・・。曇天っぽい草刈するには絶好の朝です。
気合を入れて実家に帰り、6時半から13時半まで7時間ぶっ通しで山の辺刈、7反4枚分の田んぼの畦草刈をしました。
流石にくたびれました。作業終了時、ポケットに入れていた万歩計を確認すると、何と13時半の時点で2万2千歩!!
ちょっと遅めの中飯たばこで横になっていると案の定、両足同時につりました。
この時期、私にとっては「あるある」です。ヨロクソになったもんです。
夜中につることもシバシバ・・しかし、ひとりで騒ぐだけでどうにもなりません。
一緒に寝ているチビ(次男坊)が目を覚まし「父ちゃん何しとる!?」と言って、チビはまた熟睡状態に入るのです。
そんな草刈り作業ですが、以外と嫌いではないんです。
多分、努力した成果が即、現れるからと思います。作業終了後、キレイになった風景を見て自己満足するのです。(写真)
従って、即効果の出ない事は苦手です。ダイエットとか・・
さて、前置きが長くなりましたが、昭和の草刈り事情でこんな話しを聞いた事があります。
今は、草を刈る際に良かれと思い、土地の境界線よりややオーバーするまで刈っています。
(境界線がよく分からない・・と言うのもあるのですが・・)
土地の所有者と後日出会うと「ありがとね・・余計に刈ってもらって~」何て会話が互いに交わされるのです。お互い様・・と思っていたのですが・・
昭和40年代以前のお話しと想像しますが、境界線をオーバーして草を刈るなんでタブーだったとの事。
何でだかわかりますか~?
ヒントは写真にあります。
答え:そうです。草は、貴重な牛のお食事なのです。
農家には、牛が一頭は居た時代。よその土地の草を刈って牛に与えるなんてもっての外・・だったみたいです。
それこそ、朝の4時、5時から「朝間仕事」と言って、先ず草刈り作業で一日が始まります。もちろん、草刈り機などありません。
鎌で草を刈り、刈った草を縄で束ね、馬屋まで担いで帰るのです。
そして、干し草にしたり、飼料やワラを混ぜ牛のお食事として与えるみたいです。
あ~、考えただけで気が遠くなります。
私は草刈り機での草刈り作業しか知りません。
そのうち、約20年前? 父が購入した「畦草刈り機」(写真)が一世を風靡。現役で動いてくれているので、当時のご苦労を考えると、「よくやっておられたな~」「そりゃ、膝や腰も悪くする・・」「自分は随分、楽をさせてもらってるんだな~」とつくづく思います。
感謝・・。
写真は「昭和の結婚」の写真で登場した、大正生れの私の爺ちゃん、婆ちゃんです。
私が幼い頃、我が家でも牛を飼っていた事、覚えています。
べんた(子牛)を育て、牛市場でオークション?に掛ける・・。
農家にとっては貴重な現金収入源だったみたいです。
※牛市場(今は宍道町、写真当時は??)に連れていかれる朝の親牛と子牛の別れ
牛達も別れを察していました。見ている方も辛かった・・
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